新年度。新しい一歩を踏み出したその靴は、子どもの足に合っていますか。足のトラブルに詳しい整形外科医の塩之谷香さんは「足に合った靴を正しく履かせて」と呼びかけます。靴選びの大切さやポイントを聞きました。
靴や中敷きで足を治療する「靴外来」
塩之谷さんは、靴や中敷きで足を治療する「靴外来」を25年以上、続けている。靴専門店「フットマインド」(名古屋市中区)や義肢装具士と連携し、診察した患者の靴選びや中敷き作製をサポートする。
3月下旬、塩之谷さんが院長を務める塩之谷整形外科(愛知県豊橋市)を、10歳の女の子が訪れていた。昨秋からここで診てもらっているという。
バスケットボールや陸上を習っていたが、ある時から右足内側の外脛骨(がいけいこつ)が痛むように。最初は別の病院にかかったが痛みが取れず、塩之谷整形外科を頼った。
外脛骨は正常な人の15%前後にみられる過剰骨で、痛みがない人もいる。ただ、この女の子は運動量が多く、足に負荷がかかっていた。そこで外脛骨をカバーできるようなへりのある中敷きを作った。すると1~2カ月で痛みが消えたという。
この日は、靴のサイズアップに伴って中敷きを調整してもらうために訪れた。女の子は「またバスケができるようになってうれしい」と話した。
「よく転ぶ」 保育園の指摘で受診
別の日には、塩之谷さんが月2回ほど外来を担当する「みずほ足クリニック」(名古屋市瑞穂区)で、3歳の男の子が経過を診てもらっていた。
男の子の母親によると、保育園で「よく転ぶ」と指摘されて受診した。
関節がやや柔らかく、歩く時…
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