ワタミは6月11日、東京都内で運営している焼き肉業態「上村牧場」を関西と海外にも展開していくと発表した。
上村牧場の1号店は5月16日、東京都大田区にオープンした。鹿児島県で食肉加工処理業や食肉卸業を手掛けるカミチクグループから仕入れた和牛を提供している。「ジャストミート!コース」(税別2980円、以下同)や「肉いね!南国黒牛コース」(3580円)といった食べ放題のコースを用意している。野菜のビュッフェコーナーもあり、ファミリー層を中心に利用されているという。
同店は、新型コロナウイルスの感染予防を意識した運営もしている。例えば、回転寿司チェーンのような特急レーンを導入しており、注文された商品を迅速にテーブルまで届けている。店内の省人化に寄与するだけでなく、店員とお客の接触を減らすことが可能だ。店内の換気も徹底しているという。
6月23日、ワタミは上村牧場の2号店を大阪府守口市にオープンする。また、2020年内に台湾とベトナムにも出店する予定だ。渡辺美樹会長は「将来的には国内300店を目指す」としている(出所:日本経済新聞電子版6月10日付)。
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アフターコロナの対策を進める
ワタミの国内外食事業は新型コロナの影響で苦戦を強いられている。4月の既存店客数は前年同月比91%減、既存店売上高は同93%減という結果となった。5月も客数は同92%減、売上高は同93%減という状況が続く。
苦境を打開するため、ワタミはできたてのから揚げと玉子焼きを提供する「から揚げの天才」を7月までに24店舗出店する予定だ。から揚げの天才は、コロナ禍でテークアウト需要が高まったことに対応する業態。販売構成比は、店内飲食がわずか1割で、テークアウトは9割にもなる。
休業に追い込まれた居酒屋業態の従業員の雇用を確保するための取り組みも進めている。5月7日には、従業員をスーパーマーケットに出向させると発表した。同様の目的で、5月20日には人材派遣会社を設立した。小売業や介護などの業種に従業員を派遣するという。
ワタミは居酒屋業態で成長してきたが、コロナ禍で抜本的なビジネスモデルの見直しを迫られている。
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