3年前のコロナ自粛中、40代の妻が散歩で転倒しました。前のめりになって転ぶ姿はまるでスローモーションのようでした。段差のないところであったにもかかわらず、足が上がらずに大地にヒザ蹴りをお見舞いしたのを今でも覚えています。 妻はニューバランスの少しお高いモデルを履いていたので、歩いているだけで転倒するなどとは思いもよらず、まさにコロナによる運動不足のツケがまわってきた証拠でした。筆者もスポーツによるアクシデントで10代の頃からヒザを痛めており、ヒザの痛みには一家言あります。
「よし、ホカ・オネオネを買おう」と、何も説明せずに妻とショップへ直行し、ホカ・オネオネ(以下、HOKA)の代表モデル「クリフトン」を履かせました。妻は足を入れた瞬間にレジに直行していました。
厚底シューズが流行るにはワケがある
今でこそHOKAはメガスポーツ店だけではなく、ビームスやユナイテッドアローズなどのセレクトショップにも必ず置かれるおしゃれ靴としても有名になりましたが、もともとは100㎞を走るウルトラマラソンでもケガなく完走するためのガチンコのラン二ングシューズです。とくに下り道でヒザを故障する選手が多発したため、「絶対にヒザを壊させない」という執念のもとに誕生した靴なので、ヒザへのやさしさはほかのブランドの追随を許しません。 妻の調子を見てから、私も立ち仕事用にHOKAの「ボンダイ」という、これまた代表モデルを購入しました。が、この靴、おかしいんです。何がおかしいって……重力が消えます。私はHOKAを「暴力的クッション」を持ったシューズと呼んでいますが、その厚底は伊達ではありません。階段を3段くらい上から飛び降りても、衝撃がない。そりゃヒザも痛くなりません。 そしてこんな見た目なのに、ガチンコのマラソンシューズなのでとにかく軽い。片足がアイフォンとほぼ同じ重量。はじめのうちはその見た目とのギャップに「このソールはハリボテかな?」と疑ってましたが、杞憂でした。まったく壊れないのです。マラソンシューズなので酷使に耐える。妻のクリフトンは3年以上ヘビーに履いてもまだまだ現役です。 私も妻も走るわけではないのですが、ローテしながらHOKAを履いているため、いつの間にか計5足に増えたHOKAは、まだ1足もリタイアしていません。壊れないのはつくりが丈夫というのはもちろんですが、足にフィットするということがとても大きく影響しています。カカト周りはかなり狭くて横ブレせず、土ふまずはやさしく足に寄り添い、つま先は一気にリリースして、指にまったく負担がかかりません。この記者は、他にもこんな記事を書いています
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