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ついに実現したMADE IN JAPANビジネススニーカー。靴の匠が手がける「KLAVE JP」誕生の裏側。 - PR TIMES

東京発のスニーカーブランド「SLACK FOOTWEAR(スラックフットウェア)」(運営:株式会社エフ・エー・アール・エム)は3月15日に靴の匠が手がける新定番ビジネスシューズ「KLAVE JP [MADE IN JAPAN]」の先行発売を開始した。

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「KLAVE JP [MADE IN JAPAN]」は岡山県の靴職人とデザイナーが近い距離でコミュニケーションを取り合い、「SLACK FOOTWEAR」として待望のMADE IN JAPANなプロダクトとなっています。

ブランドとして新たな挑戦となった今回の商品づくりについて、開発の裏側に迫り、本ストーリーで伝えます。

「SLACK FOOTWEAR」とは

SLACK FOOTWEARは、革靴のテクニックと現代的な機能素材を融合し、新たなデザインを模索する、東京発のスニーカーブランドです。シンプルを貫きながら、細部にこだわりを詰め込み、ハイブリッドな一足を提案しています。

デザイナーを務めるのはKazuya Yasuda(以下、安田)。東京を拠点に活動するシューズデザイナー/アートクリエイターです。バンタンデザイン研究所卒業後、国内の革靴ブランドを経て、大手スポーツメーカーでスニーカーのデザインを担当。2017年に「SLACK FOOTWEAR」を旗揚げ。現在も、外部の革靴、スニーカー制作に関わり、国内外の靴作りに広く精通しています。

2017年の立ち上げから、「見た目はシンプルだけど、随所にこだわりや機能を備える。革靴のようにロゴもラベルも使わずに造形美を醸し出す」。そんなスニーカーを確立させるべく、日々靴づくりを続けてきたブランドです。

今までとは異なる形の靴づくり。道なき道を開拓する。

今まで、スケジュールのテンプレートに従ってデザインをし、サンプルを作成、修正という決まった流れで靴を作ってきました。今回、安田はそのフローを意図的に断ち切り、まったくの0からスタートさせます。

2020年2月以降、コロナウイルスをはじめとした様々な問題が起きています。安田の記憶に焼き付いているのは、渋谷のスクランブル交差点。夢を見て長野県から上京した日、一番鮮明に感じた場所が、ロックダウンで誰一人いない状況に。

コロナ・戦争・円安・物価の上昇など、アパレル業界からの悲鳴と断末魔は絶えず多くの場所から聞こえてきました。必需品でさえ、悩み・考えて買っている状況に。そのような中でファッションにお金をかける事は、今必要なのか。

そんな問いかけが安田の頭をよぎる事が多々ありました。

「本当の価値がある物以外生き残れない」と身震いするような現実を直視せざる得ない状況になっていたのです。

どう切り抜けていくかを模索し続け、「日本は今、元気がないかもしれない。しかし、世界に認められる匠な技術と、海外で製作をするときに発生するタイムラグもない日本を土台にできないか。コミュニケーションを最大限まで取れる体制を整え、技術と知識をぶつけ合って一緒に良いスニーカーを作り上げる」と心に決めました。

そこからは各種展示会に積極的に出向き、様々な情報を収集し、人脈を水面下で広げていきました。誰かに工場を紹介してもらう手段もありますが、甘えも生じてしまう。そのため、まずは1回、自身で切り開いてみようと決心し行動を続けます。

しかし、スニーカーに特化した工場は多いわけではありません。外堀は日本企画に見えるが、結局のところ生産は海外ということも多く、とにかく話を聞いては諦めるという事が長く続きました。

そんな中、知人の合同展示会に出向きます。会場を回る中で、スニーカーを展示しているブースを発見しました。1度は時間がなくて素通りしたものの、どうしても気になり、1回会場を出た後に再入場して話しかけます。

話を聞く中で、安田はスタイルのマッチングを強く感じました。「ここだ!!」という指令が脳から発せられたかのように、その付き合いをきっかけとして、MADE IN JAPANのSLACK FOOTWEARが始まります。

「ついに完成!!KLAVE(クレイブ)JP【MADE IN JAPAN】」

その後、密にZOOMでリモート会議を重ねて企画を進めて行きます。SLACK FOOTWEARではMADE IN JAPANモデルを過去に一度だけ作ったことがありました。

しかしエージェントを挟んで企画を進めたためか、結局は工場側とのコミュニケーションが直接取れず、形にならなかったのです。それゆえに、ぶつかり合いができなかった事に対してしこりが残っていました。

そのようなことを避けるべく、今回は絶対に職人さんとのタッグによるスニーカーが作りたいと誰よりも強く願い、岡山県の工場へ直接足を運ぶ事にします。

2023年1月初旬。工場へ向かうと、従業員の方々は大変優しく出迎えてくれました。今までいろんな工場を見てきたものの、その工場はとても清潔感があり、これまでにない居心地を感じるほどだったと振り返ります。

(工場内の様子。)

そして、打ち合わせを始めると、最初に出てきたホットコーヒーもキンキンに冷えるくらいまで安田は会話をしました。この状況こそ、安田が夢にまで見た日本でのぶつけ合いだったのです。

靴業界は、人によっては部位の呼び名が違うこともあります。業界の面白さでもあり、話している中でお互いに「ん?」と顔を見合わせる事も度々。そんな、ZOOM越しではあまり感じることのない、リアルな現場の空気感を感じる視察となりました。

そんな楽しさを胸に東京へ戻った後も、意見をぶつけ合うことによって、互いが納得するものを作り上げて行きました。

革靴の概念を変える「ビジネスシューズの新定番」

視察から約2カ月。ついに、「KLAVE JP」が誕生しました。本来は、靴でもないスニーカーでもない新しいカテゴリーを作って行きたいと思いSLACK FOOTWEARを始めた安田。

今回、そんな集大成に近い物ができたと振り返ります。

ビジネス要素が入っていながらもワークスタイルを織り混ぜて故意にドレスダウンさせ、機能材を多用して履き心地はスニーカーというカジュアルな側面がある。とても満足のいく靴になりました。

見た目とは相反するスニーカーのテクニックが随所に散りばめられている。これは、シンプルでとにかく語る要素が多いスニーカーこそが最強のスニーカーである、という安田の考えが表れている。

そんなKLAVE JP 【MADE IN JAPAN】が、3月15日ついにクラウドファンディングでお披露目となった。「真っ暗な道も何もない場所から手探りで価値を辿り寄せる」。そんな思いで人と人の大切なバトンをつなぎながら誕生した1足のスニーカーを、ぜひお楽しみください。

▼KLAVE JP 購入はこちら (machi-ya by CAMPFIRE)

https://camp-fire.jp/projects/view/659260

▼SLACK FOOTWEAR公式ウェブサイト

https://www.slackfootwear.com/

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