岸信夫防衛相は9日午前、自民党国防部会・安全保障調査会の合同会議で、地上配備型ミサイル迎撃システム「イージス・アショア(地上イージス)」の代替策としてイージス艦2隻を導入する方針を表明した。陸上自衛隊の12式地対艦誘導弾の射程を大幅に延ばし、敵の射程圏外から相手を攻撃できる「スタンド・オフ・ミサイル」として開発する意向も示した。
政府は、これらの方針について与党から了承を得た上で、月内の閣議決定を目指す。
会議では、イージス艦を運用する海上自衛隊の要員確保に向けた施策についても意見を交わした。
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