米国との自由貿易協定交渉にのぞむ英国で食品安全への懸念が高まっていることを受け、ディスカウントスーパー大手のアルディ(Aldi)は、塩素処理鶏肉とホルモン剤使用牛肉を取り扱わないと発表した。各社スーパーも同様の方針を示しているという。
一方、消費者団体のWhich?は「スーパー業界が販売拒否を約束したとしても、外食産業が取り扱う可能性がある」と懸念を示し、英政府に対し、現在の食品基準を交渉のテーブルにのせないよう要望している。
英国では現在、塩素処理鶏肉とホルモン注入牛肉の輸入が禁止されており、政府も現在の食品基準を維持する方針を示している。しかし、ブレグジット後の貿易再構築を急ぐ英国にとって、農畜産物の輸出拡大を狙う米国との交渉は難航が予想されており、消費者の間でも食品安全に関する懸念が高まっているという。
Which?が6月中旬に実施した調査では…(以下続く)
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July 13, 2020 at 09:52AM
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英スーパー表明、塩素処理鶏肉とホルモン注入牛肉「扱わず」 - 日本消費者新聞
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