2019年に過去最高を更新した牛肉の輸出量が20年に入って鈍っている。財務省の貿易統計によると、1月の牛肉の輸出量は218トンで前年同月比15.3%減少した。米国と台湾向けの落ち込みが目立つ。新型コロナウイルスによる影響は少ないが、2月にさらに減少する可能性がある。
19年1月に国・地域別輸出先のシェア1位だった米国が61.4%減の28トンと大幅なマイナス。シェア3位だった台湾も26.6%減った。
米国向けが大幅に減ったのは、日米貿易協定の発効で年間200トンだった牛肉の低関税枠が拡大されたためだ。「これまでは低関税枠をめがけて急いで輸出する動きがあったが、その必要が薄れた」(輸出関係者)という。台湾では今年の旧正月が例年よりも早かったことで、牛肉の調達が12月に前倒しされた。
2月以降は新型コロナウイルスの感染拡大が逆風になりそうだ。習近平国家主席の来日が延期になり、期待されていた中国向けの輸出解禁は見通せない。欧州では「イタリア向けのキャンセルが出始めた」(輸出業者は)と話す。
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March 13, 2020 at 05:04PM
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1月の牛肉輸出15%減 米や台湾大幅減、需要も鈍化 - 日本経済新聞
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