路上生活者支援へ 労働組合が運動靴を寄付 きっかけは“炊き出し”
福岡 2023/06/22 19:06
福岡県久留米市の靴メーカーの労働組合が22日、路上生活者の支援を続けるボランティア団体に、運動靴を寄付しました。
路上生活者のために26足の運動靴を寄付したのは、福岡県久留米市の靴メーカー『ムーンスター』の労働組合で、22日午後、福岡市で贈呈式が行われました。
運動靴の寄付は、九州労働金庫の事業部長が、路上生活者の支援を続ける北九州市のNPO法人『抱樸』の炊き出しに参加したことがきっかけで実現しました。消耗品で路上生活者に不足している靴を寄付できないかともちかけ、『ムーンスター』が協力しました。
■抱僕・森松長生専務理事
「35年間続けてきた炊き出しで、『きょう靴あるよ』と言ったら、殺到すると思います。それくらい大事なことに、ムーンスターがこたえてくれたことに、心から感謝しています。」
寄付された靴は、『抱樸』を通じ、近く路上生活者に配られるということです。
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