雪道で転ばないために「ペンギン歩き」、歩幅は小さくそろそろと…靴の裏全体で着地を - 読売新聞オンライン

　冬型の気圧配置が強まった影響で、都市部や市街地など、普段は雪が少ない地域でも、積雪や凍結の恐れがある。不要不急の外出を控えるのが望ましいが、もし外出するなら、転倒しないような歩き方などを心がけたい。

　雪害対策をまとめた首相官邸のサイトによると、横断歩道の白線の上は乾いているように見えても薄く氷が張り、滑りやすくなっていることがあり、歩行者が転びやすい。車が出入りする歩道やバス・タクシー乗り場は、雪が踏み固められて滑りやすくなっている可能性がある。

　転ばないためには、歩幅を小さくし、そろそろと歩く「ペンギン歩き」が有効だ。体の重心をやや前にして、できるだけ靴の裏全体を路面につけるように歩くのがよいという。

　降雪時は視界が悪くなり、車の運転も危険になる。冷え込む夜間や朝方は、特に気を付けたい。急ブレーキは、スピンを招く。ブレーキは普段より手前から踏み、カーブの手前では十分に減速する。冬用タイヤやチェーンも装着する。日陰になりやすいトンネルの出入り口や橋の上は路面温度が低下して凍結することもあり、事故に注意が必要だ。

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