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「仙台牛」ピンチ 外食需要減少、売値下落で畜産農家打撃「安い時に買って」 - livedoor

 新型コロナウイルスの感染拡大による外食需要の減少や小中学校の休校の影響で、宮城県内の畜産農家は和牛や牛乳の価格下落に直面している。特に、ブランド和牛「仙台牛」は、自粛要請で当面は厳しい環境が続きそうだ。関係者は消費喚起を目指し、「安い時に、自宅用に買って支えてほしい」と呼びかける。【深津誠】

【図解でわかる!新型コロナ】

 県内の和牛生産者の売値に大きな影響がある東京食肉市場のA5ランクの和牛の枝肉価格は、今年1月までは1キロ当たり2700〜2800円程度で推移していたが、3月に2342円に下落。4月に入ると、1800〜1900円台に落ち込んだ状態が続く。

 「我々の労働の価値が全て失われたようなもの」。大崎市の和牛専業農家、遠山明さん(56)は価格の急落に頭を抱えている。20カ月前に約80万円で買った子牛は、30万円以上の餌代をかけて育て、130万〜160万円で出荷するのが通常だ。しかし、売値が子牛の仕入れ値と同程度の80万円に下落しているというのだ。「飼育には数年単位の計画が必要だが、値段の乱高下は農家には死活問題になる。ウイルスが終息するまでの我慢比べだ」と話す。

 3月ごろ、自民党内で「和牛券」の導入が検討されたが、すぐに立ち消えた。「ほぼ全ての業種が苦しいから、特別扱いを求められない」と遠山さんは諦め顔だ。BSE問題や東京電力福島第1原発事故の際は、影響を受ける業種や地域が限られたため支援策が届いたが、今回は期待しにくいという。

 新型コロナの影響は各業界でもさまざま。豚肉や鶏肉は自宅での消費が多く、市場価格も堅調を維持する。和牛価格の乱高下の一因は、需要の偏りがある。仙台牛は首都圏での消費が4割を占め、外食需要が多いため、逆風をもろに受けた。外国人観光客の減少も響く。「TPPや日米FTAで安い牛肉が輸入される一方、和牛は海外の需要にも支えられている。こういう時に、県民に和牛を支えてほしい」とJA全農みやぎ畜産部の佐藤潤生産販売課長は訴える。

 乳牛農家も需要の急激な減少に直面している。仙台市内での感染拡大を受け、県内各地で小中学校の臨時休校が5月6日まで続く。飲用牛乳生産量の1割が給食向けで、乳牛の飼育頭数が全国9位の宮城県は、関東の学校休校の影響も受ける。牛乳は生産調整ができないため、単価が15〜20%低いバターや生クリームなど加工向けに回すしかないという。

 加えて、ホテル業界の冷え込みで朝食などで消費されていた牛乳も余った状態だ。県畜産課は「新型コロナは、給食や外食需要の喪失というピンポイントの影響が、特定の業種に集まっている」と分析する。

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April 24, 2020 at 10:25AM
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