小泉環境相の「ステーキ、やっぱりステーキ食べたいですね。毎日でも食べたいね」という2019年9月の発言が、海外で波紋を呼んだ。
牛肉をめぐっても、環境に優しくないと批判の声がある。
というのも、家畜の飼育は温室効果ガスを増やすが、特に牛は鶏や豚に比べて、排出する温室効果ガスが多く、あるデータでは6倍以上だという。
なぜかというと、牛は食べた餌を胃の中の微生物によって発酵することで消化しやすくしていて、その際に発生する大量のメタンガスを、げっぷなどで大気中に排出しているため。
こうしたことから、イギリスのあの名門大学の学生食堂では、牛肉を使ったメニューはもう食べられなくなっている。
一方で、畜産業界からは反発の声。
イギリスの名門・ケンブリッジ大学では、全ての学生食堂で、3年前から牛肉と羊の肉を使った料理を提供することをやめている。
学生食堂責任者は、「一番下に豚肉はあるが、冷蔵庫の中に羊肉や牛肉は一切入っていない」と話した。
温暖化の防止に貢献しようとするもので、大学によると、温室効果ガスの削減量は、1年間でおよそ500トンにのぼったという。
これは、乗用車で地球を94周回る際の排出量に匹敵する。
大学の環境問題担当者は、「ここまでの削減になるとは思わず、ワクワクした」と話した。
一方、地元の畜産業者は猛反発している。
牧場経営者は、「人々は責任転嫁先を探しているのだと思う」と話した。
この牧場では、牛に与える餌は全て、ここで栽培した草を与えているという。
牧場経営者は、「ここでは加工した餌を使っておらず、車を使った牛の運搬も最小限にしているので、温室効果ガスの排出は少ない」と主張している。
牧場経営者は、「車や飛行機などを利用する人間こそが、汚染の原因だ」と話した。
学生食堂で牛肉を使ったメニューをやめる動きは、イギリスのほかの大学にも広がりつつある。
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December 10, 2019 at 10:54AM
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