2014年頃から大きな盛り上がりを見せている肉ブーム。熟成肉、糖質制限など、様々な流行を追い風にして、今なお流行は続いている。ここしばらくは立食いステーキに代表される牛肉、サラダチキンに代表される鶏肉に話題が集まる傾向が見られていたが、最近は豚肉にも注目が集まっているよう。豚肉は、長くリーズナブルな大衆肉に位置付けられてきたが、近年は肉質にこだわったブランド豚なども続々と登場しており、存在感を高めている。
中でも今、注目したいのが、豚肉のシャトーブリアン。シャトーブリアンは、牛ヒレ肉のさらに肉質の良い中心部分でやわらかく希少な部位だが、豚ヒレ肉の中央部の最も太い部分はさらに脂肪分が少なく、ヘルシーでやわらかい部位。外食店でも豚肉のシャトーブリアンを扱う店舗は増えており、さらに人気が高まっていきそうだ。
そこで今回、生活者の意識・実態に関する調査をおこなう「トレンド総研」と「とんかつ新宿さぼてん」が共同で、トレンドになりつつある豚肉のシャトーブリアンの魅力を探る。食トレンドに詳しい商品ジャーナリストの北村森氏によると、豚肉のシャトーブリアンが新たに注目され始めている背景には、3つの要素が挙げられるという。
1.高級肉の“超日常化”
昔は、高級肉といえば記念日に食べる特別なものという意識が強くあったが、近年は、高級ハンバーガーの上陸、ステーキ店の大衆化などにより、日々のちょっとした贅沢やごほうびとして上質な肉を食べる習慣が根付いてきた。この流れは都市部だけでなく地方にも浸透しており、日常的に肉質にこだわる意識が一般化しつつあるといえる。
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December 19, 2019 at 09:00AM
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2020年は牛肉より豚肉!?希少部位を使った「フィレブリアン」が流行の兆し！ (2019年12月19日) - エキサイトニュース
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